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ダイエッター必見のプロテイン活用術を専門家が紹介

Closeup of young Asian athletic woman preparing protein shake at home. Diet and healthy food concept.

「ダイエッター必見のプロテイン活用術を専門家が紹介」
飲み方を変えれば効果も変わる!?効率重視の肉体改造法
By 渡部 広介 公開日:2025-03-07

プロテインは摂るべきか?

みなさんが口にする「プロテイン」とはプロテインドリンクのことである場合がほとんどです。「プロテイン」は英語でタンパク質を意味しますので、「プロテインを摂る=タンパク質を摂る」ということですね。

タンパク質は三大栄養素の一つで、炭水化物、脂質とともに身体づくりに欠かせない重要な栄養素です。三大栄養素はそれぞれに役割がありますが、タンパク質は次のような役割を担います。

 ▪ 筋肉や内臓などをつくる
 ▪ ホルモンや酵素の材料となる
 ▪ エネルギー源になる

肌や髪、骨、内臓、筋肉はもちろん、生体機能を調節するホルモンや酵素もタンパク質で作られています。
普段の食事から摂取されるタンパク質が不足している場合、不足分をプロテインドリンクで補うことは重要と言えます。

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運動後30分以内のゴールデンタイムに飲まないとダメ?

「筋トレ後30分以内にプロテインドリンクを飲むと効果的」

ジムでよくこんな話しを聞きませんか?
これ実は都市伝説化しているひと昔前の話しなんです

たしかに以前は筋トレ後すぐにタンパク質を摂取することで筋肉合成(たんぱく同化)の効率が上がると言われていました。今では「タンパク質を一定量体内にストックしておくこと」が重要と言われています。

怪我をした後にできる「かさぶた」を思い出してみてください。怪我をした直後にタンパク質を大量に摂っても急にかさぶたができたりしませんよね?時間をかけて少しずつ形になっていくはずです。

筋トレ後の筋肉も同じ状態で、筋トレによってダメージを受けた筋肉は時間をかけて少しずつ再生していきます。
その際に補修材料とするタンパク質が体内に存在しないと補修が進みませんので、やはり一定量のタンパク質を体内にストックしておき、必要な時に身体がタンパク質を使えるようにしておくことが大切です。

プロテインドリンクだけ飲めば食事は何でもいい?

タンパク質の主な補給源は肉や魚、大豆などが挙げられます。
口から消化管に取り込まれたタンパク質は消化酵素によってアミノ酸に分解され、血液を介して全身に運ばれた後再びタンパク質として合成されます。
このタンパク質こそが、身体の諸器官(肌、髪、爪、歯、骨、筋肉、内臓、血管など)を作る材料となります。

タンパク質摂取を普段の食事で完結させることが理想形ですが、ダイエット期や食事の回数が少ない方は一般の食品から摂れるタンパク質量に限りがあります。

そんな時はプロテインドリンクを栄養補助食品として使ってみましょう。
いつものバッグにプロテインパウダーとプロテインシェイカーを入れて、足りないタンパク質を効率よく補給しましょう。

筋トレで基礎代謝を増やし、健康的にダイエットしたい方はプロテインドリンクをバランス良く取り入れてみましょう。



渡部 広介(Kosuke Watabe)
株式会社フィットネスマーケティング 代表取締役社長兼CEO

[出身地]New Zealand(Wellington)
[国 籍]Japan
ランニング×トレーニングのオリジナルメソッド(特許取得済)を取り入れたグループランニング&ファンランイベントを全国で展開中。NIKEオフィシャルクラブパートナージム経営者。